同盟会の従来メンバーは東京、神奈川、山梨、大阪など9都府県
リニアに反対だった静岡の加入に難色の声も「異議なし」
2027年の開業を目指してきたリニア中央新幹線の建設をめぐって、新しい動きがでてきた。7月、建設をすすめる立場の「リニア中央新幹線建設促進期成同盟会」に、これまで着工に反対していた静岡県の加盟が決まったのだ。
リニアの開業に向け大きく事態がうごくのではないかとの期待が沿線の都市などで強まったが、その後の川勝平太・静岡県知事の発言は、関係者を翻弄するものばかりだ。リニアの開業は、不動産投資家のチャンスを広げることにもなる。果たして、早期の開業は、なるのだろうか。
同盟会には、リニアの沿線にある自治体がはいっている。7月より前にはいっていたのは、東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、愛知、三重、奈良、大阪の9都府県だ。
この集まりに静岡県が加わることを、会長をつとめる愛知県の大村秀章知事があきらかにしたのは、7月5日の会見でだった。それまでに静岡から参加を望むとの申し出があり、会員となっているいずれの自治体からも「異議なし」という回
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