eコマースの拡大が追い風になり増加
働きやすさに配慮した施設も
共働き世帯や高齢者世帯の増加など、社会情勢の変化も手伝い、eコマース市場が拡大しているのはご存じの通り。経済産業省が2022年8月に公表した「令和3年度電子商取引に関する市場調査 報告書(経済産業省)」によると、物販系分野・サービス分野・デジタル分野を合わせた2021年における国内EC市場規模は、前年の19兆2779億円から1兆4171億円増え、20兆6950億円にのぼった。
「買い物の出かけずに済む」「重い荷物を自宅まで届けてくれる」といった利便性、コロナ禍による購買行動の変化が後押しし、物販系のeコマースはなかでも好調だ。これに伴い、全国各地で高速道路のインターチェンジ付近など好立地なエリアに物流施設の建設・開業が相次いでいる。
例えば、東京建物は自社の物流施設開発事業「T-LOGI」シリーズで初めてとなる関西エリアでの物件「(仮称)T-LOGI京都伏見」(京
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健美家編集部(協力:
(おしょうだにしげはる))