兵庫県神戸市は2015年9月に三宮駅周辺の都市機能改善の基本構想をまとめている。それに基づき、順次、計画が発表、2018年からいよいよ実行が始まる。
高層ビルターミナルビルの建設、市役所2号館を商業や文化機能を持つ複合高層ビルに建て替える他、阪急電鉄、JR西日本が駅ビルの新築、建替えを計画しており、駅周辺を車中心から歩行者と公共交通中心にと大きく変える予定だ。さらに阪急の灘高架下ではこれまで倉庫や駐車場とされてきた場所が変貌を遂げつつある。
■2025年、2029年にツインタワー開業
再整備の核となるのは三宮南東地区のバスターミナルビルだ。建設予定地は中央区雲井通5、6丁目の約1万6000㎡で、現在、中央区役所や市勤労会館、商業ビルサンパル、サンシティがあるエリア。5丁目地区に第1期ビルを、6丁目北地区に第2期ビルが予定されている。
東側にある第1期ビルは2025年、第2期ビルは2029年開業を目指しており、1階を中心に西日本最大級の
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