• 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集
  • 収益物件 売却査定

2,087アクセス

関西がシリコンバレーに?ベンチャー支援拠点が続々!不動産投資にも魅力が拡大

都市計画・再開発/神戸・京都/関西 ニュース

2020/09/15 配信

三菱UFJは大阪に観光産業の支援拠点
JR西日本、関西電力などの大手も協力

ベンチャー企業を中心とする新たな産業やイノベーション(技術革新)創出の拠点を生み出す動きが関西で加速してきた。音頭をとるのは、三菱UFJ銀行、三井不動産などの大手企業で、2025年の関西・大阪万博に向けた経済発展も見据えている。

関西が米シリコンバレーのように継続的にニュービジネスを生み出すエリアになれば、莫大な数の人や金が集まるようになる。不動産投資にとってもチャンスになるので、動きをしっかりチェックしておきたい。

大阪・道頓堀の夜景。関西が日本の「シリコンバレー」のなる可能性も
大阪・道頓堀の夜景。関西が日本の「シリコンバレー」のなる可能性も

三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)と三菱UFJ銀行は9月3日、21年2月ごろをめどに、観光産業を支援するための拠点施設を大阪市内に設立すると発表した。ベンチャー企業と大企業の橋渡しをし、新たな観光ビジネスを生み出す場にしていくという。

施設は、御堂筋沿いにある大阪市中央区の三菱UFJ信託銀行大阪ビル1階と2階に置く。面積は1000平方メートルほどになる。

三菱UFJがオープンする施設のイメージ(ニュースリリースから)
三菱UFJがオープンする施設のイメージ(ニュースリリースから)

ベンチャー企業の持つ技術やノウハウを生かしていく。参画する関西が拠点の大手企業など約20の企業・団体や三菱UFJ銀行が、人材や資金を支援する。拠点は会員制とし、テーマごとにプロジェクトチームを作ることを想定する。

ちなみに参画企業は、JR西日本、関西電力、阪急阪神ホールディングスなどの錚々たる顔ぶれだ。

施設の運営主体は、三菱UFJFGと三菱UFJ銀行が作る一般社団法人となる。5年間で20億円の資金を投じる計画だという。

関西経済はこれまで、インバウンド(訪日外国人客)の観光消費に引っ張られて伸びてきた。

しかし、今年に入って新型コロナウイルスの感染が拡大し、インバウンドがほぼ消滅して、関西経済は大きく冷え込んだ。

三菱UFJは、新設の拠点を通じて、冷え込んだ関西の観光産業を「再生」させる考えだ。

また、25年には関西・大阪万博を予定しており、海外からの大勢の来訪が期待できる。その需要を取り込むため、観光ビジネスを活性化させていきたい考えだ。

三井不動産は生命科学の交流拠点を設置
東京・日本橋にも同様の拠点、産官学が連携

一方、三井不動産は9月7日、製薬関連の企業が多く集まる大阪・備後町に、医療、製薬といったライフサイエンス(生命科学)分野での交流拠点「ライフサイエンスハブウエスト」をオープンした。

ニュースリリースから
ニュースリリースから
ニュースリリースから
ニュースリリースから

ライフサイエンス関連のベンチャー企業や製薬大手、大学などが参加し、交流や連携、ベンチャーの育成や支援の場とする。産官学の連携で、新しいイノベーション(技術革新)を生み出していきたい考えだ。

場所は御堂筋三井ビルディングの4階で、延べ床面積は約994平方メートルとなる。カンファレンスルームやコミュニケーションラウンジ、オフィス家具や機器、Wi−Fiがあるサービスオフィスなどを備えている。

利用できるのは、三井不動産や企業、大学などが加わっているライフサイエンス分野の社団法人「LINK−J」(理事長・岡野栄之慶応義塾大医学部教授)の会員だけだ。

これまで三井不動産は、東京・日本橋にも同じような拠点を作っている。東京と大阪の拠点を連携させ、たとえばカンファレンスルームで東西を同時中継して、情報発信の拡大につなげることも考えている。

神戸市では三井住友銀行などが支援拠点
コワーキングスペース、ミーティングルームなど

神戸市でベンチャー支援の取り組みを始めたのは、三井住友フィナンシャルグループ(FG)と三井住友銀行だ。9月1日、神戸市中央区の三井住友銀行神戸本部ビル2階に、ベンチャー企業支援などのための会員制の拠点「hoops link kobe(フープス・リンク・コウベ)」をオープンした。

ニュースリリースから
ニュースリリースから

面積は約1049平方メートルで、コワーキングスペース兼イートインスペースのオープンスペース、ミーティングルーム、スモールオフィス、ワーキングデスクを置いている。

兵庫県の起業家支援拠点「起業プラザひょうご」なども併設する。企業同士が交流することができ、拠点は起業家からの相談にも応じる。運営にあたっては兵庫県や神戸市、県内外の大学、地元経済界などとの連携もはかるという。フープス・リンクも、東京都渋谷区に続き2件目の運営だ。

関西については、政府がこのほど大阪市・京都市・神戸市を、シリコンバレーのように有力な新興企業を継続的に生み出す「グローバル拠点都市」4カ所の一つに選んだ。ほかの3カ所は、東京都・横浜市、名古屋市・浜松市、福岡市だ。

大学などの研究拠点の人材にノウハウを伝えたり、日本政策金融公庫などからの資金調達をサポートしたりするという。

政府の後押しがあれば、関西はベンチャーの拠点として発展し、シリコンバレーと同様、マイクロソフト、アップルのような世界的企業が誕生するエリアになる可能性がある。

この結果、人や企業、資金が集まるようになれば、住宅、オフィスのニーズが高まり、不動産投資の対象として魅力が増すはずだ。今後の動向にアンテナを立てていきたい。

取材・文 小田切隆

【プロフィール】 経済ジャーナリスト。長年、政府機関や中央省庁、民間企業など、幅広い分野で取材に携わる。ニュースサイト「マネー現代」(講談社)、経済誌「月刊経理ウーマン」(研修出版)「近代セールス」(近代セールス社)などで記事を執筆・連載。

健美家サイト会員登録で最新コラムやニュースをチェック!

不動産投資ニュースのライターさんを募集します。詳しくはこちら


ニュースリリースについて

編集部宛てのニュースリリースは、以下のメールアドレスで受け付けています。
press@kenbiya.com
※ 送付いただいたニュースリリースに関しては、取材や掲載を保証するものではございません。あらかじめご了承ください。

ページの
トップへ