JRおおさか東線「JR長瀬」駅~「新加美」駅間に平成30年春開業建設予定の新駅について、新駅舎の計画概要がJR西日本と大阪外環状鉄道株式会社から発表された。
新駅が開業するのは大阪府東大阪市衣摺5丁目、隣接駅であるJR長瀬・新加美両駅から約1.3km程度の場所の高架橋下に駅舎が設置される。デザインコンセプトは「モノづくりが紡ぐ歴史とまち」となる。
東大阪市は国内有数の工業都市であり、事業所密度は全国1位、事業所数は大阪市、名古屋市、京都市、横浜市に続いて全国5位(平成24年経済センサス活動調査より)。市役所も「モノづくり支援室」を設けるなど「モノづくり事業」に力を注いでいる。
そのような地域特性を取り入れて駅舎は「モノづくり」をイメージしたデザイン、具体的には、古代の染型を使った染色技法を現代の材料で表現し、駅入口の壁面に設けた金属パネルは布、ルーバーは染め型をイメージしたものとなる予定である。
新駅周辺は、JRおおさか東線の隣接駅から距離が離れており、お世辞にも交通利便とは言えない場所である。しかし、近鉄大阪線「弥刀」駅、大阪市営地下鉄千日前線「南巽」駅までそれぞれ約1.8k
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