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大阪市阿倍野区のシャープ本社ビル、家具販売大手のニトリホールディングスに売却

都市計画・再開発/大阪 ニュース

2015/10/07 配信

先週のパナソニックに続いて、今度はシャープ。また大阪の大企業の撤退話だ。続く時には続くものである。

大阪市阿倍野区にあるシャープの本社ビルと向かいにある田辺ビルの売却先が内定した。本社ビル(約1万3000u)はニトリへ、田辺ビル(約1万1000u)はNTT都市開発に売却する方向で話が進んでいるという。前者のニトリは新規出店、後者のNTT都市開発はマンション開発を計画している。

本社ビルの売却額は計百数十億円。本社ビルは市立小学校に隣接、高さ制限が厳しいことから、高層マンションが建てられず、そのため、ニトリへの売却になったようだ。シャープは売却後も約2年間は賃借を続け、2017年をめどに移転する方針。1924年以来、置かれてきた阿倍野の本社時代は90年あまりで幕を閉じることになる。一方、向かいにある田辺ビルの売却額は100億円程度。

シャープは経営危機に伴い、本社ビルを含めた全国の拠点の整理を進めているところ。すでに2015年3月以降で、大阪府藤井寺市の物流拠点の一部や横浜市内の社員寮、広島市内の倉庫などを売却してきており、今回の売却もその路線の一環。

企業撤退はあまり景気のいい話ではない。しかし、合わせて約2万4000uの土地が「勤め人が来る場所」から「買物に来る場所+住む場所」へと変わるのだ、と考えると周囲に与える影響はあながちマイナスばかりとも言えない。ニトリによる集客力が地域に与えるプラスの面もあるし、マンション分譲による定住者の増加も地域の活力にプラスとなる。

このシャープの土地があるのは、大阪市営地下鉄御堂筋線「西田辺」駅徒歩2分、JR阪和線「南田辺」駅徒歩7-8分で、幹線(南港通)沿いであり、長池公園という大規模公園に隣接しており、住宅地として抜群の立地である。考えようによっては、そもそもここにオフィスがあったほうが「ミスマッチ」だったともいえるかもしれない。

地域にとって企業の灯が消えるのは寂しい話だ。だが、それがキッカケで街に活気が出ることもある。企業の撤退、そしてマンションと商業施設の開発。どのように変化していくか今後の動向が注目される。

健美家編集部(協力:田中和彦)

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