約55年ぶりに大阪市此花区の沖合にある人工島「夢洲」(ゆめしま)で万国博覧会の開催が決定した。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年5月3日から185日間にわたって開催される予定で、想定入場者は約2800万人。
2020年に開催される東京オリンピック以上のビッグイベントとなる計画で、大阪では歓迎ムード一色だ。
さらに万博会場の隣接地には統合型リゾート施設(IR)の誘致活動も行われており、正式に決定した場合には2024年に第一期開業となる予定。万博の開催が決定したことで、統合型リゾートの誘致決定に近づいたという声もあり、相乗効果を期待する声も高い。
前回、1970年の大阪万博時には市内で一気に地下鉄網の整備が行われるなど、大阪市は大きく変化した。当然、今回も同様の効果が見込まれている。特に熱いのが鉄道整備計画である。
■大阪メトロ新駅は高さ250m超のタワービルを併設
先鞭をつけたのは大阪メトロ。万博誘致成功から約1カ月後に構想を発表しており、その期待度の高さが伺えるというもの。
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