政令指定都市である横浜市、川崎市、相模原市に次ぎ、県内4位の規模を誇る藤沢市の藤沢駅周辺で10年がかりのリニューアルが行われている。これは2012年3月に策定された「藤沢駅周辺地区再整備構想・基本計画」によるもの。
今後10年間で総額約250億円を投じて、駅前歩行者デッキや自由通路、地下道を市が主導し再整備、公共空間の一新によって隣接する老朽化ビルの改築や、鉄道事業者による駅舎の改良を誘導するとしていた。
前半の5年間では北口にある既存の歩行者デッキをリニューアルし、エスカレーターなどを新設、使い勝手を向上させるとあり、実際、2016年にはエスカレーターが完成、2017年には歩行者道路が新しく生まれ変わった。「サンパレット」と名付けられた広場的な空間では賑わいを生むための社会実験なども行われており、駅前の新しい場となりつつある。
現在は1979年に整備された駅北口の歩行者デッキ「サンパール広場」のリニューアルが行われて
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