※引用:三井不動産
交通利便性と生活利便性がとても高い南船橋
三井不動産は、千葉県船橋市のJR南船橋駅前で「三井ショッピングパーク ららテラス TOKYO-BAY」をグランドオープンした。
南船橋駅はJR京葉線と武蔵野線の停車駅で、始発駅である東京駅からの所要時間は各駅停車で約30分。
南船橋駅から北東約3キロの位置には千葉県における都心の津田沼駅があり、北西約3キロの位置には同じく都心の1つである船橋駅がある。
さらに、駅の北には京葉道路の花輪インターチェンジがあるなど、南船橋駅の周辺は交通の便がとても良い場所だ。
南船橋の東には幕張豊砂駅と海浜幕張駅があり、幕張豊砂駅の駅前には国内最大級の規模を持つイオンモール幕張新都心がある。
さらに、イオンモールの隣にはコストコがあるなど、幕張では買い物に困らない。
一方で、南船橋駅の駅前にも、1981年から営業を続けるららぽーとTOKYO BAYやIKEAがある。
いずれにせよ、南船橋駅周辺は買物をするにも非常に便利なエリアとなっている。
全36店舗がオープン
今回オープンした「ららテラス TOKYO-BAY」は、船橋市が駅前私有地の活用事業を公募した結果、三井不動産が選出されたというものだ。
※引用:三井不動産
三井不動産のプレスリリースによると「帰りがけについ足を運びたくなる生活利便性の高い店舗」を中心に、全部で36店舗が出店しているという。
主な出店店舗は以下の通り。
- ダイソー
- マツモトキヨシ
- QB HOUSE
- ANYTIME FITNESS
- くまざわ書店
- OWNDAYS
- 三井のリハウス
- ワイズマート(スーパーマーケット)
さらに、当該商業施設の隣には「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」の建設が進んでおり、こちらはバスケットボールのプロリーグであるBリーグに所属する「千葉ジェッツ」のホームアリーナとなる予定だ。
このため、商業施設の中にも、千葉ジェッツ公認のグッズショップとカフェバーが設けられている。
また、小売店のほかにフードコートが設けられており、座席が320席用意されている。
※引用:三井不動産
フードコートの出店テナントは以下の通り。
- 粗挽き ぎゅうばーぐ 大和亭(ハンバーグ店)
- JOTO CURRY(カレー)
- どうとんぼり神座(かむくら:ラーメン店)
- 韓美膳(韓国料理店)
- ミスタードーナツ
屋外には約5,000㎡の大規模広場が整備されており、好天の日には広場で食事をすることもできる。
※引用:三井不動産
なお、屋外広場にはドッグランエリアやファミリーで楽しめる遊具広場などが設けられている。
今後、フードフェスやパブリックビューイングなどのイベント実施も予定されているという。
商業施設には様々な店舗が入るが、各店舗の従業員採用支援のため、専用の採用センターを設立し、人材会社の株式会社アイデムに採用業務を委託するという。周辺エリアでの雇用喚起にも期待が持てそうだ。
商業施設のオープンにあたっては船橋市の市長である松戸氏もコメントを寄せており、地元からも大きく期待されていることが伺える。
前述の通り南船橋駅の周辺には、ららぽーとや大型物流施設など、三井不動産が手掛けた建物がたくさんある。
南船橋が三井不動産の街として存在感を増していくかどうか、今後の行方に要注目だ。
取材・文:
(はたそうへい)