■羽田〜成田を結ぶ京急線
話題のエアビーを出すまでもなく、インバウンド需要が日本の様々な現場を変えている。今後、これまで日本人があまり評価してこなかった地域が脚光を浴びる可能性を折につけ感じるのだが、そのうちでも分かりやすい例が京急、京浜急行電鉄株式会社だ。

京急は東京都港区から品川区、大田区、神奈川県川崎市、横浜市、さらに三浦半島へ至る鉄道路線を運営しており、メインの京急本線は都営浅草線も乗入れる泉岳寺駅から品川駅を経由して浦賀駅まで。
また、本線の京急蒲田駅からは空港線が伸びており、終着駅は羽田空港国内線ターミナル駅。さらに京急川崎駅からは川崎大師を経由して小島新田駅へ。本線金沢八景駅からは新逗子駅に至る逗子線が延び、堀之内駅から三崎口駅へは久里浜線が走っている。
面白いのは都営地下鉄浅草線を介して、京成電鉄、北総鉄道北総線、柴山鉄道柴山鉄道線に乗り入れをしており、その結果、羽田と成田を繋ぐ路線になっていること。特に羽田空港の国際線利用増に連れ、京急線利用者も増加しており、これが2015年の過去最高益に繋がった
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