2014年12月、東京都は2015年から2024年の10年間で都が何をしようかを示す長期運営指針「長期ビジョン」を策定した。政策目標は360項目余に及び、内容は都市開発から防災、子育て、高齢者対策と非常に多岐にわたるが、そのうち、不動産投資に関連しそうな施策を適宜ご紹介していこう。
まずは2005〜2006年前後から噂だけが先行していた都営青山北町アパートの建替え。ここは青山三丁目交差点と表参道交差点の間にあり、国道246号からほんの何メートルから入っただけという好立地である。

4haの土地には4階建て、5階建てとこの地にしては低層の建物が25棟点在、ゆったりした敷地は今では珍しいほど。1957年から1968年にかけて建設された建物はかなり老朽化が進んでおり、外壁に剥落の見られる棟もある。
計画では2015年度中に具体案を公表、2020年度までに建て替えを完了する予定とのことで、ただでさえ繁華なこのエリアにどのような施設が登場することになるか、楽しみである。

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