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八重洲側への人の流れを変えるか? 東京ミッドタウン八重洲がバスターミナルなど一部先行オープン

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2022/09/28 配信

竣工した「東京ミッドタウン八重洲」。地下1階の13店舗と地下2階の「バスターミナル東京八重洲」が先行オープン。
竣工した「東京ミッドタウン八重洲」。地下1階の13店舗と地下2階の「バスターミナル東京八重洲」が先行オープン。

1日約600便のバスが発着
空の玄関口羽田にも近い

3つの市街地再開発事業など大型開発が続く東京駅八重洲口周辺。三井不動産株式会社が開発を進める「東京ミッドタウン八重洲」が竣工し、2022年9月17日(土)に先行オープン、バスターミナルや地下の店舗などが開業した。敷地内にあった中央区立城東小学校は棟内に入り、すでに9月1日に開校となっている。

東京ミッドタウン八重洲の八重洲セントラルタワーのエントランス。
東京ミッドタウン八重洲の八重洲セントラルタワーのエントランス。
八重洲セントラルタワーと八重洲セントラルスクエアからなる東京ミッドタウン八重洲。
八重洲セントラルタワーと八重洲セントラルスクエアからなる東京ミッドタウン八重洲。

「東京ミッドタウン八重洲」は、大規模複合ビル。地下4階地上45階、地下1階でJR東京駅に直結、オフィス・商業・ホテル・バスターミナル・小学校・ビジネス交流施設・エネルギーセンターなどが入る「八重洲セントラルタワー」とこども園などが入る「八重洲セントラルスクエア」からなり、多彩な要素で構成されたミクストユース型再開発である。

「東京ミッドタウン(六本木)」、「東京ミッドタウン日比谷」に続く3施設目の東京ミッドタウンブランドであり、2023年3月10日には商業施設が全面開業予定。同年4月に日本初出店となる「ブルガリ ホテル 東京」が開業する予定であることでも話題を呼んでいる。

バスターミナル東京八重洲は、地下1階にチケット売り場、地下2階が乗り場。
バスターミナル東京八重洲は、地下1階にチケット売り場、地下2階が乗り場。

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施設コンセプトは「ジャパン・プレゼンテーション・フィールド 〜日本の夢が集う街。世界の夢に育つ街〜」。世界中・日本中から人や情報、モノ・コトが集まり、交わり、新しい価値を生み出し、世界に向けて発信していく街づくりを目指すという。

人が交わる立地という点では、東京駅と直結する地下に出来た今回の「バスターミナル東京八重洲」には、1日約600便が東北から九州までに繋がるバスが発着する。また、東京ミッドタウン八重洲から空の玄関口羽田までは車で約15分、京浜東北線と東京モノレールで約23分だ。

バス乗り場は地下2階、地下1階がチケット売り場で、すぐ横にはセブンイレブン。そのほか有名立ち食い寿司や話題のポーたまのおにぎりや、スターバックスコーヒーなど立ち寄りやすい飲食店を含む13店が先行オープンしている。

オフィス・商業・ホテルに
小学校も入るミクストユース

そのほか44店舗の商業施設も2023年3月10日には、グランドオープン。日本初出店6店舗、東京初出店11店舗、商業施設初出店21店舗、新業態9店舗など、国内外から注目を集める計57の店舗が出店する。

また、4階と5階には、ビジネス交流施設として国内外のビジネスパーソンが交流し、学び、共創することで都市や地域にイノベーションを起こす「イノベーションフィールド八重洲」が2023年3月にオープン予定。24階のスカイロビーにはテナント企業専用フィットネスジムやラウンジも整備。ビジネスの活性化の拠点にもなりそうだ。

さらに4月予定で、40階から最上階45階の6フロアに「ブルガリ ホテル 東京」がオープンするのも注目だ。ブルガリ ホテルズ & リゾーツは、これまで、ミラノ、ロンドン、バリなど世界7都市に展開しているが、日本には初進出。96室のラグジュアリーな客室やスパ、屋内プールなどの施設を誇る。

高層ビルの低層階に入る中央区立城東小学校のエントランス。
高層ビルの低層階に入る中央区立城東小学校のエントランス。

ミクストユースという点でユニークなのは、1階から4階に張り出した形で、再開発地区内に従前所在していた「中央区立城東小学校」が開校していること。

こんな都心の高層ビル内にと驚くが、2階に体育館、3階に屋内プール、4階に全天候型の屋上校庭を整備。屋上などにビオトープや菜園・水田を整備し、自然と触れ合うことができるよう配慮しているそう。また、八重洲セントラルスクエアの2階・3階には、子育て支援施設「昭和こども園(仮称)」も2023年4月1日に開設予定。

今、開業しているのはまだまだ一部。しかし、見上げるような高層ビルが交通、商業、ビジネスなどいろんな点から人の流れを八重洲側に呼び込む起爆剤になるか、2023年のグランドオープンに期待がかかる。

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執筆:小野アムスデン道子(おのあむすでんみちこ)

小野アムスデン道子

■ 主な経歴

元リクルート週刊住宅情報関西版編集長。
月刊ハウジング編集長を経て、メディアファクトリーにて、世界的なガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集に携わったことから観光ジャーナリストに。
東京とオレゴン州ポートランドのデュアルライフと世界中を巡る取材で旅を基軸にしたライフスタイルについて執筆。国内外で物件運用中。
Own media【W LIFE】で40代からの豊かな暮らし方を発信。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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