オリンピックを契機として舟運の活性化検討が始まる
「公共交通」というと、一般的には電車・バス・タクシーなどを想起する人が多いのではないだろうか。
また、舟というと夏場に宴会などで使われる屋形船などのイメージが強いかもしれない。
しかし、例えば東京都では川沿いや東京湾で複数の業者が水上バスを航行している。
どちらかというと、インバウンドも含む観光客向けのサービスとして認知されており、これまで通勤・通学の足として使われることを意識したプロモーションは行われていない。
一方、あまり大きく報道されたことは無かったが、直近の東京オリンピックに向けた取り組みとして、2014年に「東京の総合的な交通政策のあり方検討会」という組織が設置されていた。
この中で「世界一の都市にふさわしい利用者本位の交通体系を目指した施策」が議論されている。
オリンピックを契機として交通イン
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取材・文:
(はたそうへい)