東北の中心地、仙台では駅周辺での再開発が続いている。特にここ2年ほどで駅周辺の風景は一変した。最新の状況をお伝えしよう。
■地下鉄東西線開通で渋滞解消
仙台の街を大きく変えたのは2015年12月の地下鉄東西線の開通。それまでは地下鉄は南北方向を走る南北線だけで、それを補完するのがバスだったのだが、8000㎡のバスプールでも足りないほどの本数に、駅前の渋滞は常態に。
仙台駅前というバス停から駅まで歩いて5分以上という笑えない状況もあり、地下鉄東西線にはそうした不都合解消の意味合いもあった。
また、郊外に、郊外にと広がる市街地を東西南北の地下鉄を軸に中心部に引き戻そうという意図もある。地下鉄沿線に住む利便性を高め、人を呼び戻していこうというわけだ。同時に沿線では新しい宅地開発なども行われており、その成果が出始めるのはもう少し先になるだろう。
■駅の東西自由通路沿いに商業施設オープン
地下鉄、駅前のバスプールの改装に合わせて仙台駅でも改装工事が行われた。2016年の春にはその一部、仙台駅の東西を結ぶ自由通路とその両側に商業施設エスパル東館がオープンしている。
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