ケヤキ並木の美しい、杜の都仙台を象徴する場所といえば「定禅寺通」。通りには都心のオアシス的な「勾当台公園」が位置し、さらには市役所や県庁といった官公庁も周辺に集中している。
また、青葉まつりに定禅寺ストリートジャズフェスティバル、光のページェントといった、仙台を代表するイベントの舞台としても、市内外の人にとって、日常を彩る憩いの場としても愛されている。
しかし、近年開発が続いた仙台駅前に賑わいが集中し、同エリアへの人の流れが停滞傾向。公共施設などの建物の老朽化も顕在化する中、これらの課題を受けて、仙台市は令和12年度を目標に「勾当台・定禅寺通エリアビジョン」を策定。
「勾当台・定禅寺通エリアビジョン」とは
同エリア全体の魅力向上を図ることを目的に、まちづくりの理念や方向性を示したものが「勾当台・定禅寺通エリアビジョン」だ。具体的には、老朽化した市役所本庁舎の建て替えや、定禅寺通の活性化、市民広場を含む勾当台公園の再整備を一体的に進めることが検討されている。対象となるのは下記のエリアだ。
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる