投資物件専門の建築・リフォーム事業を展開する株式会社ピカいちは、千葉県を中心に約14,000世帯のリフォーム、約150世帯の新築事業を展開。コロナ禍にもかかわらず現地見学会の申込が殺到し、参加者は前年比300%と大変な盛況となっているという。
コロナ禍において現状に不安を感じる若い30代の投資家が増えた今、安価な築古物件を購入し、安くリフォームすることで、敷居の高い不動産投資に抵抗がなくなったことが人気の要因としてあげられる。
■人気の背景
人口の減少が始まり、地方や郊外に留まらず都市部においても老朽化した放置物件が急増し、空き家は深刻な社会問題となっている。5年ごとに調査される総務省の住宅・土地統計調査(平成30年)では、空き家の総数は約849万戸(2018年10月時点)あるが、その内最多は賃貸用の51%、次いで住人が長期不在となる「その他の住宅」が41%を占める。「その他の住宅」は、ここ20年で20倍近くに増加し、所有者が売ることも貸すこともないまま時間がたった「問題先送り空き家」が目立つようになった。
そんな中、築古物件を安い価格で購入し、効率の良いリフォームを施した後、賃貸物件として運
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