小田急不動産株式会社とomusubi不動産は、2022年4月に締結した空き家再生に関する「基本協定書」に基づき、DIY型賃貸※1を特長とする空き家サブリース事業「小田急ありのまま賃貸 〜空き家活用DIY賃貸〜」をサービスインし、オーナー募集を開始している。
これは、小田急不動産が、物件オーナーから空き家を借り上げ、omusubi不動産がDIY可能な賃貸物件として入居者に貸し出すサブリース事業。両社では本事業を通じて、未活用資産の有効活用や人口流入促進により沿線価値の向上を目指していく。
※1国土交通省が賃貸住宅の流通促進の一環とし普及に取り組んでおり、借主(入居者)の意向を反映して住宅の改修を行うことができる賃貸物件。借主自ら改修する場合や専門業者に発注する場合など、工事の実施方法は様々。出典)国土交通省 ガイドブック「DIY型賃貸借のすすめ」
1.小田急ありのまま賃貸 開発の背景
近年、少子高齢化・人口減少に伴い、空き家の増加が社会問題化しており、東京都内においても約80万戸※2の空き家が存在する。小田急沿線においては、自治体別で空き家数が全国一となる世田谷区を抱えてい
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