個人向け総合不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)、マンション管理組合向けコンサルティングを行う“不動産の達人株式会社さくら事務所”では、現在多くのマンションで問題となっている「修繕積立金不足」を背景に、現地調査から配管工事の適切な時期・方法・費用をアドバイスすることで修繕コストを大きく削減できる「配管寿命診断サービス」の提供を開始した。
■全国で34.8%のマンションは修繕費不足
国土交通省が実施した平成30年度マンション総合調査結果によると、現在の積修繕積立金額が長期修繕計画上の修繕積立金額に比べて不足しているマンションは34.8%。そのうち、不足の割合が20%超のマンションは15.5%もある。
築30年目にして配管工事が計画されているケースでは、2回目の大規模修繕工事直後で資金不足に陥っているにもかかわらず、無理な資金状況のもと配管工事を実施しているマンションも多い。(費用は2回目の大規模修繕工事費用の1.2倍かかることも)
一般に長期修繕計画上では配管の一斉更新を前提としていることが多いが、実際にはまだまだ居住性を損なうことなく使えるケースがある。
大規模修繕工事より
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