賃貸マンションの駐車場空き区画を活用 「衣類乾燥機付きトレーラーハウス」の需要測定の実証実験を開始

大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシアは、同社が賃貸管理を行う埼玉県のマンションにおいて、駐車場空き区画にガス衣類乾燥機を搭載したトレーラーハウスを設置し、10月10日から入居者さま向けに衣類乾燥サービスを提供する実証実験を開始する。

衣類乾燥サービスは、ガス衣類乾燥機を搭載した「衣類乾燥機付きトレーラーハウス」を、同社がオーナーから借りた駐車場空き区画に設置し、入居者が24時間いつでも利用できるサービス。利用料の支払いはキャッシュレス決済を採用している。

近年、夫婦共働きの子育て世帯の増加により、家事の時短ニーズが高まってきている。乾燥機能付き洗濯機は時短家電として人気だが、賃貸マンションは洗濯パンの大きさや水栓の位置等の理由から設置が困難なマンションが多く、ガス衣類乾燥機に至っては、別途ガス引き込み工事等が必要となるため、入居者自らの設置が難しい状況だ。

そこで、トレーラーハウスの、車両でありながら建築物のように内装工事が行える特徴に着目し、これらの課題を解決できるのではないかと考え、今回のサービス企画に至ったという。同社が賃貸管理を行うマンションに導入し需要測定の実証実験を開始。