株式会社マガジンハウスは、NHKスペシャルのシリーズ『老いる日本の〝住まい″』の「空き家1000万戸の衝撃」「マンションに迫る2つの〝老い″」の2回を書籍化し、2024年1月25日にマガジンハウス新書『老いる日本の住まい』として全国の書店・インターネット書店にて発売した。
「空き家を相続したがどうしたらいいかわからない」「親が認知症になってしまって空き家の処分ができない」「マンションの改修をめぐって住人同士が揉めている」……などなど、住まいをめぐる問題は、日に日に深刻化する高齢化/人口減少問題と並行するかのように日本各地で浮き彫りになっている。
同書は、そうした問題意識から取材をスタートしたNHKスペシャルの内容を、書籍化にあたってさらに掘り下げ、問題の現状認識と解決への動きを一冊にまとめたもの。
■空き家と老朽マンション問題は他人事ではない!
あなたの実家は空き家になっていない? あるいはマンションの築年数は40年を超えていない? 東京都の世田谷区で空き家が5万戸を超えている現状に象徴的だが、もはやこの問題は都会/地方を問わない、全国的な問題となっている。同書ではNHKスペシャルの取材に基づ
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる