日本生活協同組合連合会(以下、日本生協連)が行った「料理とお弁当に関する調査」で興味深い結果が報告されている。これは平成27年5月2〜8日に、週1日以上自宅で料理をする20〜49歳の男女を対象として行われたものである。
それによると「料理をするのは楽しいか」という質問に「あてはまる」と回答したのは全体の65.1%。性年代別に見ると、全ての世代で女性よりも男性の方が割合が高く、特に20代男性(166人)では73.5%、30代男性(167人)では71.3%と7割を超えた。定期的に料理をしている若い男性は料理を楽しんでいるというわけだ。

とはいえ、そもそもの動機は節約。「料理をする最大の理由は、食費の節約だ」では63.2%が「あてはまる」と回答しており、「消費税10%への増税によって、料理頻度は増えると思う」では46.6%が「あてはまる」と回答。今後、生活防衛の手段として男性でも料理をするようになるであろうことが推測される。
食費の節約に関して「月々の食費を一人あたり1万円以内に抑えている」「食材費節約のために家庭菜園をしている」「料理をする最大
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