間もなく梅雨が始まり、賃貸業界では閑散期を迎える。そんな今こそ、入居者募集の写真や募集内容について、じっくり時間をかけて練り直してみるのもいいだろう。そこで、今どきの入居者の部屋探しの傾向について紹介する。
■スマホやネットで部屋探しをして絞り込む傾向が
昨今では、銀行でも、ネットバンキングの利用者が増え、実店舗が減少傾向にあるが、不動産業界も同様の事態になるかもしれない。というのも、興味深い調査データがあるからだ。株式会社アルティメット総研は、運営サイト『ウチコミ!』の入居希望者会員372名を対象とした「部屋探しと入居後のトラブル対策に関する意識調査」を今年1~2月に実施した。
調査結果によると、スマートフォンやインターネットで部屋探しをする人が増えたことで内見数や相談に行く不動産会社を絞りこむ傾向があることが分かった。
■調査結果より■
●《部屋の内見をする際、どちらのケースが多いですか》
一度不動産会社へ行ってから内見 64%
直接現地で待ち合わせて内見 36%
●《不動産会社へ行くことに抵抗はありますか?》
不動産会社へ行くことに抵抗はない 63%
不動産会社へ行くことに抵抗がある 37%
●《
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