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内見は平均3件!4割が不動産会社に行かない スマホ部屋探しで激変。部屋探し新事情

調査/賃貸市場 ニュース

間もなく梅雨が始まり、賃貸業界では閑散期を迎える。そんな今こそ、入居者募集の写真や募集内容について、じっくり時間をかけて練り直してみるのもいいだろう。そこで、今どきの入居者の部屋探しの傾向について紹介する。

■スマホやネットで部屋探しをして絞り込む傾向が

昨今では、銀行でも、ネットバンキングの利用者が増え、実店舗が減少傾向にあるが、不動産業界も同様の事態になるかもしれない。というのも、興味深い調査データがあるからだ。株式会社アルティメット総研は、運営サイト『ウチコミ!』の入居希望者会員372名を対象とした「部屋探しと入居後のトラブル対策に関する意識調査」を今年1〜2月に実施した。
調査結果によると、スマートフォンやインターネットで部屋探しをする人が増えたことで内見数や相談に行く不動産会社を絞りこむ傾向があることが分かった。

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■調査結果より■

●《部屋の内見をする際、どちらのケースが多いですか》

一度不動産会社へ行ってから内見 64%
直接現地で待ち合わせて内見   36%

●《不動産会社へ行くことに抵抗はありますか?》

不動産会社へ行くことに抵抗はない 63%
不動産会社へ行くことに抵抗がある 37%

●《部屋探しで訪問した不動産会社の店舗数を教えてください》
1件   32%
2件   29%
3件   22%
4件以上 10%
0件    7%

●《部屋を決めるまでに内見した物件数を教えてください》

3件          30%
6件以上        21%
2件          14%
1件          12%
4件          8%
5件          8%
0件(内見はしなかった) 7%

これまで部屋探しの方法といえば、通学・通勤するのに便利な駅の近くの不動産会社を訪れるのが一般的だった。もちろん、今でも64%が一度不動産会社に行ってから内見をしている。しかし、不動産会社に行かずに、直接、内見する物件で待ち合わせるケースが36%もある。不動産会社に行くのに抵抗があると答えた人が37%もいる。
これは不動産会社に行かなくても、インターネットやスマートフォンを使って部屋探しが便利にできるようになったからだ。

部屋探しで訪問した不動産会社の店舗数は、1件が32%と最も多く、2件以下が60%を超える。
部屋を決めるまでに見た物件数の平均は3件という意見が30%と最も多く、3件以下が63%に。内見せずに、部屋を決めている人が7%もいる。現地に行かなくても、ある程度、ネットに掲載されている情報で事足りるのだろう。

■ネット検索で検索上位にくるような対策を

筆者が不動産関連の取材を行う中で、空室を埋める方法として、多く耳にしたのが、「入居者募集を行う不動産会社に足しげく通ったり、菓子折を持っていったり、飲みに行ったりして、信頼関係を築く」ということだった。

もちろん、そうした従来型の付き合いが大切なのは今後も同様かもしれない。しかし、今後は、それだけでは足りない。インターネットやスマートフォンで検索された時に、検索上位に掲載されるように、募集内容を工夫したり、ほかの物件に比べて、魅力的に見えるような写真を掲載するのは必須である。

最近では、スマートフォンのアプリで、部屋探しをする人も増えている。例えば、リクルートの賃貸・不動産物件探しアプリ「SUUMO(スーモ)」は10万を超える利用者からのレビューが掲載されている。「賃貸物件検索 ニフティ不動産」のアプリは累計300万ダウンロードされている。これは12もの不動産サイトの情報からまとめて検索できる優れものだ。

これらのアプリをダウンロードして試しに使ってみたが、便利である。外出先で、地図を表示しながら、物件の周辺情報を検索することができたり、気になる物件があれば、アプリから、タッチ一つで、担当の不動産会社に連絡をすることもできる。

これらのアプリやネット検索では、駅徒歩5分以内、ペット可、宅配ボックスなど細かな条件から検索できる。逆にいえば、検索に引っかかるように、チェックに入れられる項目を増やしておくのも有効だ。

■掲載してほしい内容は、初期費用が70%

なお、本調査から、部屋探しの際に掲載してほしい内容は 「初期費用70%」「近隣の詳細17%」「360度写真9%」「動画4%」 との結果だった。

引っ越しにはお金がかかるため、初期費用は明確に、できる限り、抑えられたほうが喜ばれる。また、内見する数を絞りこむ傾向から、「近隣の詳細」など、実際に行ってみる前に、周辺環境について知りたいというニーズもある。昨今では、室内の360度写真や動画を掲載している募集サイトもあるが、そこまで求める声はまだまだ少数派である。

今回の調査結果では引っ越しの理由として、「住んでいる物件の契約更新」が一番多く、「更新」が引っ越しのきっかけを生んでいるという事実が浮き彫りになった。今住んでいる物件の家賃よりも高い家賃の物件を探している人が増えていることも分かった。要因は所得増加や家族構成の変化である。「少しでもいいところに住みたい」。こんな気持ちに、応えられるような住空間をアピールしたい。

ネットやスマホでの部屋探しは、今後もますます増えるだろう。内見数が絞られている中で、自分の物件に足を運んでもらうには、ネット検索で、他の物件といかに差をつけるかにかかっている。自分の物件が、どう見られているか。

検索すると、何番目ぐらいに上がってくるのか。写真の見栄えはどうなのかなど、ぜひチェックしてみてほしい。

健美家編集部(協力:高橋洋子)

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