不動産評価Webサイト「TAS-MAP」を運営する株式会社タスは、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2021年12月」を発表した。
トピックスとして「ハイクラス賃貸住宅へのコロナ禍の影響は軽微」と「2021年第3四半期 1都3県賃貸住宅市況図(改訂版)」を掲載している。また賃貸住宅指標は2021年10月期の空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)を掲載している。
◎詳細PDF:「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2021年12月」
(1)ハイクラス賃貸住宅へのコロナ禍の影響は軽微
ハイクラスの賃貸住宅は、そもそも入居している高収入層へのコロナ禍の影響が軽微であった、部屋の面積やグレードが高いことからワークスペースが確保できる広い部屋への移住需要の受け皿となった、大手が管理していることからリーシング力が高い(組織的なリーシングを行うことができる)等の理由から、コロナ禍の影響が軽微であったと考えられる。
一般に大手シンクタンクや金融機関のアナリストはレポートで、「賃貸住宅」をひとくくりにして、景気変動への安定
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