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住宅はやや背伸びして買う傾向

調査(不動産投資)/都市・マーケット ニュース

2016/07/29 配信

住宅ローンのARUHI(東京都港区)は年収ベースに応じて住宅購入価格を調べた。同社が提供するフラット35を借り入れた約5万人を対象に調査したところ、年収は平均510万円で平均2820万円の住宅を購入していることがわかった。一般的に借入額は年収の5倍以内とされることを考えると、ややオーバー気味で少し背伸びをしてマイホームを手に入れている実態が浮き彫りとなった。ローン利用者は、年収400万~500万円未満の購入者が26%を占めて最も多い。

フラット35の利用者は戸建てが人気で、なかでも新築を好む人が多い。マンションでは中古の購入者が目立った。当然ながら年収が上がるにつれて物件購入価格も上昇する。年収900万円以上では平均4430万円の物件を購入し、その1割がセカンドハウス目的で購入している。一方、年収が200万円未満での購入価格は平均1440万円だった。

年収ごとの平均購入価格は次の通りである。

▽40万円以上200万円未満=1440万円▽200万円以上300万円未満=1750万円▽300万円以上400万円未満=2240万円▽400万円以上500万円未満=2840万円▽500万円以上600万円未

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