いよいよ冬のボーナスシーズンが到来。人の懐事情も気になるところだが、国税庁のまとめた「平成27年分民間給与実態統計調査」によると、昨年1月から12月までの1年を通じて勤務した給与所得者数は前年より37万人増の4,794万人で過去最多を更新。給与総額は前年より4兆1,304億円増の201兆5,347億円となった。
給与所得者1人当たりの年間平均給与は昨年より1.3%増の420万円。過去最高額となった平成9年の467万円と比べると50万円近く少ないが、リーマンショック以降では初めて3年連続で増加となった。男女別にみると男性521万円、女性276万円。年間平均給与の420万円の内訳でいえば、給与手当てが356万円、ボーナスが65万円だった。
■大手企業のボーナスは平均92万7892円で前年比0.84%微増
今年、支給されているボーナスはどうなのだろうか。11月に日本経済団体連合会が発表した、「2016年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)第1回集計」(東証1部上場、従業員500人以上の主要20業種大手245社が調査対象)によれば、集計ができた71社の2016年冬ボーナスの妥結状況
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