矢野経済研究所は7月7日、住宅リフォームに関する調査結果を発表した。それによると、2016年のリフォーム市場は前年比で4.4%減の6兆2003億円と推計した。
消費税増税後の駆け込み需要の反動減のあった2014年以降、3年続けての落ち込みとなり、2011年、2012年と同水準に戻った。
この落ち込みの主要因は、昨年6月の消費税10%が先送りされたことで、駆け込み重要が先延ばしになったことに加え、リフォーム市場と相関性が高いとされる株価も秋口まで低迷が続いたことなどが響いたと判断している。
2017年は、6兆4689億円と前年比4.3%の増加を予測した。現状においては、リフォーム需要に大きな影響を与える要因が見当たらないとしており、日経平均株価も2万円台に乗せて株高を維持していることからリフォーム市場に好影響をもたらすと見通した。
中期スパンの見通
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