東京の朝のラッシュ時の混雑はすさまじい。時差通勤で混雑を避けようという動きはあるものの、解消や緩和にも程遠いのが現状だ。
そんななか、面白い検証結果が発表された。混雑する駅の中でも、ひときわ混雑する「品川駅」に通うビジネスパーソンを想定して、各路線の「混雑率」と「遅延状況」から、「品川勤務者が朝快適に通勤できる路線はどこ?」というテーマで調査を行ったもの。
不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』(株式会社リクルート住まいカンパニー)によるその調査の概要を見てみよう。
【混雑率】軒並み150%超の品川乗り入れ路線。一番低いのは?
通勤の快適度を計るのに、外せないのは混雑率だ。
国土交通省のデータによると、品川に乗り入れる各路線の混雑率は表の通り(混雑率は最混雑時間帯1時間の平均)。多くの路線が混雑率150%を超えるなか、一番低いのが「京浜急行電鉄」の145%。しかも、これ最混雑区間は戸部から横浜までなので、横浜から品川駅の混雑率は145%よりも低いということがわかる」。
混雑率150%といえば、「肩が触れ合う程度
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