日本及び世界の都市について研究をしている森記念財団の都市戦略研究所が「日本の都市特性評価(JPC)2019」を発表した。これは日本の主要都市を同じ指標で相対的、多角的に分析し、その土地の特徴や強み、魅力などの特性を明らかにしたというもの。
対象となっているのは国内の主要72都市と東京23区。
主要72都市は
・各都道府県で人口規模が第1〜3位までの都市をピックアップ
・そのうちから政令指定都市、県庁所在地を抽出、
・それに加えて、人口が20万人以上かつ一定昼夜間人口比率(3大都市圏では1.0以上、それ以外は0.9以上)の基準を満たす
という条件で選ばれている。

都市を分析する要素としては、まず、経済・ビジネス、研究・開発、文化・交流、生活・居住、環境、交通・アクセスの6分野を設定。各分野ごとに2〜7、合計26の指標を設け、さらにそれを構成する83指標で分析するというもので、結果をレーダーチャートで見ると各都市の強み、特徴などが分かる。

また、各スコアを積み上げることで分野別、指標グループ別にどの都市に強みがあるのかが分かる。さらにすべての分野で
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