健美家は2015年4月23日から5月7日に健美家会員を対象に行った「不動産投資に関する意識調査（第3回）の結果をご紹介する2回目。今回は2015年春の賃貸市場の動向、不動産投資家のプロフィールなどを見ていく。
■2014〜2015年繁忙期は昨年並み
2014〜2015年の繁忙期の状況については「昨年同様に良かった」とする人が55%と半数以上を占め、「昨年より良かった」とする21%と合わせると全体の7割以上が順調な状況だった。そのため、入居者獲得のためには「特にしていない」という人が135人ともっとも多かった。
だが、一方で「バリューアップ（リノベーションや設備の追加・変更）」をした人が123人、「月額賃料の値下げ」が119人、「初期費用の割引」も100人となっており、必ずしも好調な場所、物件ばかりではなかったことも伺わえる。
ちなみに入居者獲得のための対応で「特にしていない」という人の物件の所在地では東京都が70人と最多で、ついで大阪府が18人、神奈川県が13人、千葉
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