東京都政策企画局による「2060 年までの東京の推計」は、2015年国勢調査の結果をもとに、2060年までの人口の推移を5年ごとに独自に推計。これによると、これまでの予測では「4年後の2020年に減少に転じる」とされていたが、さらに5年、後ろ倒しとなり「2025年をピークに減少に転じる」ことがわかった。
■2025年1,398万人がピーク、2060年には1,173万人に減少
東京の人口は1975年以降、1995年まではほぼ横ばいで推移してきたが、その後は増加に転じ、2015年は1,352万人となった。これは前回の2010年国勢調査の1,316 万人と比べて、約36万人の増加。 一方、全国の人口は1億 2,709 万人となり、前回の1億 2,806 万人から約96 万人の減少となり1920年の調査開始以来、初めての減少となった。
2015年国勢調査による人口を基準に、2060 年までの東京の人口を推計すると、東京の人口は、今後もしばらく増加を続け、2025 年の 1,398 万人となり、これをピークに2060年には1,173万人に減少に転じるものと見込まれる。
前回の予測では人口のピークは202
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