一般財団法人日本不動産研究所は東京23区のマンション価格と賃料の中期予測を発表した予測したのは2016~2020年、2025年である。
非常にざっくりと予測結果を解説すると、マ新築マンション価格は2015年に8.9%上昇したが、その後は上昇幅が縮小して2016年は2.3%上昇となっており、この傾向は今後も続くものとみられている。
その結果、2017年は1.5%上昇と横ばいに近づき、2021年以降は微減傾向が続くとされている。ここ3~4年、新築マンション価格は急激に上昇してきたが、今後はさほどの上昇はないというわけだ。
だが、2020年くらいまでは微増が続き、天井に到達、以降は少しずつ下がっていくのではないかと思われるということである。世の中には東京五輪までは価格の上昇が見られるものの、その後は下落するのではないかという見方があるが、この予測でも同様の見方が示されているわけである。
ちなみに2015年に8.9%と大幅な上昇が見られたのは高額物件の増加等があった影響とのことで、一時的なもののようだ。
一方新築マンション賃料は2012年以降
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