中古戸建て住宅価格、東京は反転上昇、23区1.4億円

東京カンテイは5月、中古戸建て住宅の価格動向を公表した。4月、首都圏は前月に比べてプラス0.2％の3173 万 円と上昇反転し、2月の価格に戻した。1年前との比較では、−0.6％の下落だった。

都県別に見ると、東京都がプラス8.1％の6387万円 と大きく反転上昇し、神奈川県はマイナス1.9％の3438万円と5カ月ぶりに下落した。千葉県はマイナス2.5％の1930 万円と3カ月連続下落 。埼玉県はプラス1.21％の2322万円 と続伸した 。

東京23区は前月比プラス11.2％の1億421万円と4カ月ぶりに上昇し、都下 はマイナス1.4％の3966万円で4カ月ぶりの下落となった。横浜市はマイナス0.5％の4268 万円、川崎市もマイナス5.3％の5212万円とともに５カ月ぶりの下落となった。千葉市はマイナス9.7％と大幅に下げて2039万円だった。さいたま市は、ブラス2.3％の3259万円と続伸した。東京23区とさいたま市では上昇したが 、都下、 横浜市や川崎は下落に転じ 主要都市はやや弱含みとなった 。

近畿圏の平均価格は前月比ブラス1.6％の2431万円 と反転上昇した