「どの年に、どの場所に、マンションを買った人が、実際にどのくらい儲かったか(または損したか)」が分かる、中古騰落率のデータが発表された。(マンション情報サイト「住まいサーフィン」が、2016年7月から2017年6月に各不動産仲介会社を通じて売却された区分所有マンションの価格情報を独自に収集。新築時と中古売出価格を住戸単位で比較し中古騰落率を算出)。
それによると、首都圏エリア別で中古騰落率が最も高いのは東京都23区、なかでも都心3区(千代田区、港区、中央区)が特に高かった。
- 中古騰落率と新築価格指数は逆相関の関係に
首都圏の分譲年別マンション中古騰落率をみると、中古騰落率と新築価格指数は逆相関の関係となっている。「安い時期に購入したマンションは、後に値上がりする」という傾向だ。
2003年と2012年に分譲されたマンションは、新築価格指数が低く、中古騰落率が高い。逆に、2007年から2008年の分譲マンションは、新築価格指数は高いが、中古騰落率は低めとなっている。
- 首都圏では、東京都23区、神奈川県、東京都市部、埼玉県の順に高い
首都圏エリア別で中古騰落率が最も高いのは東京都23区、次いで、神奈川
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