国土交通省は2020年12月16日に「令和元年空き家所有者実態調査 報告書」を発表した。
※参照:国土交通省 報道発表資料
空き家実態調査の結果から、空き家投資のメリットや注意すべきリスクを探る。
空き家の立地と
物件種別について
報告書によると、調査対象となった空き家の約54%は大都市圏外の市部に立地している。
空き家というと、田舎の人が寄り付かないようなエリアに立っている家をイメージする人も多いかもしれない。
しかし、イメージされるような、大都市圏外の郡部に立地する空き家は約10%と少数派だ。
また、約32%は大都市圏の市部に立地しており、市部に立地する空き家は大都市圏内・圏外を合わせて全体の86%と圧倒的多数だ。都市部に立地する空き家は多いと言える。
物件種別を見ると、全体の約90%を一戸建てが占めている。アパート・マンションなどの共同住宅が約6%、テラスハウスなどが3.5%と続く。
都市部に立地する戸建の空き家を安く買えれば、ファミリー層を入居者ターゲットとした、高利回り投資を期待できる。
空き家の構造と
建築時期について
調査対象となった空き
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