
新型コロナウイルス禍が再び世界で猛威を振るっている。東南アジアでは感染力の強いインド型の蔓延で経済への影響が広がっているが、日本でも感染者数が急速に拡大し、東京都では8月に1日3000人台に感染者数が達するとの専門家の予測が出ている。
この新型コロナウイルスによる経済的な影響について、不動産投資家は、どのように見ているのだろうか。
野村不動産ソリューションズ(旧・野村不動産アーバンネット)は6月18〜28日に同社が運営している投資用・事業用不動産サイト「ノムコム・プロ」の会員を対象に投資用不動産の買い時感などを聞き取っているが、その結果を7月20日に発表した。
その中でコロナによる経済的な影響を「感じている」との回答が39%を占めており、投資家の約4割がなんらかの影響を受けていると回答している。最も大きな影響としては、「空室が埋まらなくなった」(53.4%)があがっており、2020年6月の調査時点の32.0%から大幅に増加している。
健美家ニュースで7月6日に配信した『都心賃貸でもリーシング苦戦の声』でも
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