全国の訳あり物件を買取している株式会社AlbaLink では、孤独死に関連した事故物件やそれに伴う相続の相談がコロナ禍前に比べて約3倍に急増しているという。新型コロナウイルス感染症関連死を含め2021年の死亡者数が増加していることも影響しているとみられる。
■増える孤独死。帰省自粛の影響で発見が遅れるケースも
孤独死は年々増え続けており(※1)、その死因で一番多いのは病死で65.6%を占めている。コロナ禍以降は帰省を自粛する動きが高まり、親族との接触を控えた高齢者が亡くなって、発見されるまでに期間を要してしまうケースも発生している。
新型コロナウイルス関連死の合計2万9,000人超(※2)、全国の年間死亡数は2020年に減少したものの、2021年は再度増加傾向を見せている(※3)ことも孤独死の増加に関連しているとみられる。
※3 厚生労働省 人口動態調査
■孤独死による事故物件や相続後の相談が急増。コロナ禍前比3倍に
訳アリ物件や事故物件を専門的に取り扱う同社では、コロナ禍以降、孤独死に関連した事故物件の相談が急増して
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