『関西クリーンサービス』を運営するA-LIFE株式会社は、事故物件(心理的瑕疵物件)の取り扱い経験がある不動産業従事者を対象に「事故物件の取り扱い方に関する調査」を実施した。
大阪を中心に京都、奈良で遺品整理や特殊清掃サービスを提供している関西クリーンサービスは、人が亡くなった現場を清掃する「特殊清掃」を通し、数多くの物件再生に取り組んできた。
孤独死の増加が社会問題として叫ばれて久しい今日だが、コロナ禍以降、特殊清掃のご相談は増加の速度をより早めている。思いもよらない形で大切な家族を亡くしたご遺族の苦悩は、事故物件となった不動産をどうすれば処分できるかという思いにまで及ぶ。
「まさか自分が当事者になるとは思っていなかった」ご遺族・ご依頼主からのそんな言葉を幾度も耳にしてきた同社では、これからも孤独死を防ぐ仕組みを模索すると同時に、移り変わる現代の、事故物件の在り方を考えていきたいとしており、この取り組みが事故物件を手にして悩んでいるご遺族に届くことを願っているという。
■「孤独死」が死亡者数の5%に迫る大都市圏。比例して増加する事故物件の相談
孤独死が社会問題として認識されるようになった昨今、
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