日産自動車株式会社は、集合住宅にEVの充電設備がないことがEV購入の障壁であるという調査結果を踏まえて、2023年1月、積水ハウス株式会社とともに、住環境とEVのより良い関係性を目指した「+e PROJECT(プラスイープロジェクト)」を発足させた。
近年、集合住宅でもEVの導入を可能とするための取り組みやサービスが多く発足している中で、日産は住環境とEVのより良い関係性を探るべく、昨年度(※)に引き続き、EVと住環境に関する調査を実施した。
【調査概要】
調査によると、EVの購入検討者の中で直近3年以内に購入を検討している方が半数以上にのぼり、EV導入に対する関心が高まっている一方で、EVを購入する上で迷うポイントは、「自宅で充電できないこと(56.3%)」が最も高い結果となった。
特に集合住宅に居住中の方の回答では「自宅にEV充電設備がない/わからない」が82.3%を占め、EVを購入するにあたって「不便さを感じる(81.8%)」と回答された方も多く、「自宅に充電設備がない」ことがEV購入において大きな課題であることが認識できた。
また、2025年4月から新
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