国税庁は6月29日、来年の確定申告に向けた「e-Tax利用の簡便化の概要について」をホームページに公開した。平成31年1月からインターネットによる確定申告(e-Tax)がより便利になるという。
これまでのe-Taxでの確定申告と言えば、まず税務署に「電子申告・納税等開始届出書」を提出。利用者識別番号とパスワードを取得する。この「開始届出書」は紙でも提出することが出来るが、WEB上から行うこともできる。
そして、申告の前に電子証明書付きのマイナンバーカードとICカードリーダライタを取得しておく。そして、確定申告書作成コーナーで申告書を作成したら、電子証明書を申告書に添付して提出していた。
つまり申告のためには、電子証明書付きのマイナンバーカードとICカードリーダライタを自己負担で用意する必要があるということだった。
今回の「簡便化」では2つの方式をとることが出来る。
まずは「マイナンバーカード方式」。
この方式では、マイナンバーカードを使ってマイナポータル経由又はe-Taxホームページからログインすれば、申告書を送信することが出来る。
これまで必要だった「開始届出書」の提出、利用者識別番号とパスワード
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