土地活用、相続税対策を考えると、やはり賃貸経営が有力な手段だが、何でも良いから建てれば良いという時代ではないのは誰もが知るところ。
であれば、できるだけ差別化でき、長期に満室経営を可能にする物件を建てたい。そこで説明を聞きに行ったのが中庭付賃貸用集合住宅(以下、中庭付き物件)である。
中庭付きと聞くと、建築費が高くつき、利回りが下がるのでは?思われそうだが、実は意外にもハウスメーカーで建てるよりも安く建てられるという。
今回は入居者に選ばれるポイント、不動産会社に聞いた中庭付物件のメリットをご紹介、次回は収益面からの有利さをご紹介していく。
●美しさで入居者を魅了
まずは写真を見て頂くのが一番だろう。建築家・丸山保博氏が作る賃貸物件は外観からして他と違う。
ヨーロッパの集合住宅がそのまま街に表れたようで、どこにあっても目を惹く。外から階段、廊下が見える、生活感溢れるアパートに比べると、美しい街並みづくりにも貢献する外観である。
さらに中へ入ると、中庭を囲んで住戸が配されており、これが実に美しい。
この風
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