高松でDIY体験会をしてきた。27話でも紹介した築56年のRC2階建てのレトロな全空アパートだ。今回はクロス張りをメインに行った。その中で、前回の体験会後、オーナーが張ったクロスに不具合が出ていたので補修を行った。その内容が「 目からうろこ 」と好評だったので、ここで紹介したい。
■ クロスの継ぎ目が剥がれた時はどうする?
クロスは継ぎ目が剥がれることがある。剥がれた部分にジョイントコーク( クロスの継ぎ目などをしっかり張るためのもの )を入れてローラーで押さえればきれいになる場合もある。しかし、そう簡単にはいかないことが多い。
ジョイントコークがクロスの下にうまく入らなかったり、隙間ができたり、張ってもまためくれたりする。これは、クロスは張る時には糊で伸びていて、張った後に乾いて縮んで( 元の大きさに戻って )しまっているからだ。
こういう時は機能( 理屈 )から考える。問題は以下の3つである。
- ① ジョイントコークがうまく入らない
- ② 縮んでいるから隙間が残る
- ③ 糊やジョイントコークの塗り( 接着 )面積が小さくはがれやすい
①は
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