昨年6月に僕の3棟目のビルであり、投資家として進むべき方向性を決定づけた「油田ビル」の10年の借入が完済しました。22話で書いた「返済10年ルール」を無事終えたことで、毎月18.3万円の返済がなくなったことはとても大きいことでした。
詳しくは、9話をご参照いただければと思いますが、このビルのおかげで色々なことを学びました。今振り返って思うのは、僕の不動産のスタイルで最重要なことは建物でも立地でもなく、入居してくれるお客さんなのではないかということです。
雨の日も風の日も朝も夜も、東日本大震災もコロナも乗り越えてお店を営業してくれた彼らなしでは、ここまで来れなかったのは間違いありません。
僕が油田ビルを買った時に、その物件を狙っていた先輩業者さんから「あなたはドル箱を手に入れましたね」と言われました。その時には嬉しくてしかたがありませんでした。(油田のように利益を生むから「油田ビル」と言う名前をつけたのです)
小学生からサッカーをしていた僕は大学サッカーで初めて「自分ではなく、ボールを走らせる」ことを覚えました。自分は走ると疲れますが、ボールは疲れません。高いレベルでサッカーをやった時に初めてそ
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