らいおん大家です。リフォーム屋さんで大家さんです。
シリーズで紹介している三重県鳥羽市の「 0円の空き家を旅館にしてみます 」の内装を紹介した前回。
参照:築100年という古民家の古き良さ。0円の空き家が「お値打ちな素材」を使って生まれ変わりました!
今回はその続きです。
■ 和室を魅せるのに天井と壁はそのまま。だけど圧倒的な差別化が!
古い部屋を映えさせるのによく使われる塗装やクロス仕上げといった手法。
この旅館ではそういった手法を使わず “既設の壁をそのまま” 使っている部屋がいくつかあります。
この和室は既設の綿壁と剥き出しの天井板、梁も全てノータッチ。
必殺 “既設利用” をしとるんです。
元々の和室と比べると壁と天井が変わっていないのがわかるはず。
いや、ちょっとわかりづらいかもしれないですな・・・。
本当に何もしていないの!!
でもまるで生まれ変わったように見えるのは、既設の壁と天井を渋く魅せるために工夫したスペースと照明のおかげである。
畳と壁を木で区切ってスペースを設けて・・・。
豪快に砂利を敷く。
砂利に内装用も外装用もないので、普通に外に敷く砂利をザザ
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