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「物件名」に込めた思い。言霊を磨け。

佐藤元春さん_画像 佐藤元春さん 第12話

2021/6/21 掲載

こんにちは、佐藤元春です。今日は「 言霊 」というトピックに関してお話していきたいと思います。私にとって「 言霊 」とは霊的なものではなく、言葉がどうやったら相手に伝わっていくか、自分の経験や体験をいかに言葉にのせていくかということを意味します。

私は塾講師時代から現在の不動産事業においても言葉を大切にしており、相手の心に刺さって、相手の心を揺り動かし、相手の行動を少しでも変えることを意識して言葉を発しています。

■ 教師は良い意味でプラスの洗脳をしていく

誤解を恐れずいえば、教育とは、「 プラスの洗脳 」を行っていけるかどうかが肝になると思います。分かりやすく教えた上で、いかに相手の心を揺さぶり、自ら行動させるか。これが難しく、最も大事なことといえます。

塾講師時代、私は最初に会った生徒たちの前で授業をやる前に15〜20分ほど雑談をしていました。最初のつかみで、「 先生はなぜここの教壇の前にいるか分かるか?」と投げかけます。生徒は、「 私たちの成績を上げるため 」とイメージします。

しかし、私は「 先生自身の給料を上げるためだよ 」と正直に伝えます。給料を上げたい、だから僕はここにいるのだよ、と。すると、生徒たちは驚いた顔をします。

その次に、「 給料を上げるためにはどうしたらいい?会社の売上や利益をあげなくてはいけないよね?会社の売上とは?授業料だよね 」と説きます。そして、「 じゃあ、授業料を増やすにはどうしたらいい?生徒を増やすことだよね 」と続けるのです。

「 だから、先生は自分の給料を上げるために生徒を増やす。じゃあ、生徒を増やすためにはどうすればいい?当たり前だけど、最低でもみんなの成績を上げて気持ち良くさせる。そうすれば、喜んで自信を持って他の生徒を誘えるよね 」と。

「 だから誰よりも本気でみんなの成績を上げる 」と伝えるのです。そして、「 今日帰ったらお父さんお母さんに必ず伝えてね 」と付け加えます。生徒の保護者さんからは、「 こんな先生は初めてだが、先生の言うとおりだ 」といった声が届きました。

塾というのは、民間企業なので利益を上げることが当然重要です。利益を生まなければ、会社が破綻してしまいます。働く人間は、誰でも給与を上げたいと思っています。

生徒たちは、まさか先生が「 自分の給料を上げるためここにいるのだ 」と初回に言うとは思わないでしょう。しかし、これが「 相手の心を動かす 」ということなのです。本音を話すことで、この人は本気なのだと分かり、信頼につながります。

塾講師時代は、どのように生徒の心を動かすかというということを、すごく考えていました。分かりやすく教え、楽しくするのは講師として当然なのです。そうではなく、生徒の心を動かし、行動を変える言葉こそが「 言霊 」になるのです。

■ 物件名、ブランド名へのこだわり

私の会社では現在、「 カレラ 」「 スペチアーレ 」「 ピオネロ 」の3ブランドのマンションをシリーズ化して展開しています。また、新たに「 KP 」ブランドも立ち上げ、今後展開していく予定です。

各物件名にも私なりの「 言霊 」が宿っています。物件名を考える上で重要なのは、入居者が覚えやすいということです。それは、宅配や郵便局員が覚えやすいということでもあります。

入居者が住所を伝えるときに「 え?」とか「 もう一度お願いします 」といった聞き返しが発生しないよう、発音しやすくて覚えやすい名前にしています。また、入居者や宅配の人が場所をイメージしやすいように、「 地名 」を入れることも意識しています。

「 カレラ 」シリーズに関しては、車が好きなので、「 ポルシェ・カレラ 」から名前を頂戴しました。こちらは新築のハイグレードタイプのマンションに付けています。

その次に付けたのが、「 スペチアーレ 」シリーズです。「 スペチアーレ 」とはイタリア語で、スペシャルの意味です。英語の「 SPECIAL 」からきています。弊社物件の最上級モデルとして、高層のハイグレードマンションに付けています。

( フェラーリ458スペチアーレからきていると思われがちですが、そうではありません。)

三つめが、3年前からやっている「 ピオネロ 」シリーズです。これはスペイン語です。英語でいうところの「 PIONEER 」からきている言葉で、開拓者を意味します。

なぜこの言葉を使ったかというと、誰もやったことのない間取や仕組みを世にリリースしていこうという発想があったためです。ハイグレードな上にニッチな間取り、例えば75uの1LDK、ガレージ付きメゾネットなどを取り入れているのが「 ピオネロ 」シリーズです。

■ ブランドの使い分けについて

現在、「 カレラ 」で1棟、「 スペチアーレ 」 1棟、「 ピオネロ 」 1棟、全くそれとは違うガレージテラスハウスの「 KP 」シリーズで1棟を新たに開発中です。

ブランドの使い分けは、立地や土地の形で分けています。また、どのような入居者層がいるか、その地域の需要も関連します。

新築で「 カレラ 」「 スペチアーレ 」「 ピオネロ 」のシリーズにあてはまらないものは、オリジナルの名前を付けています。また、中古物件を買った際にも、独自の物件名を付けるようにしています。

ブランド名のインスピレーションは、突然の閃きからくることが多いです。例えば、今後新たに展開していくガレージテラスハウスには、「 KP-ガレージ 」というブランド名を付けました。

これは、スキーのK点から由来しています。K点とは元々ドイツ語で建築基準点の意味です。( 建設を意味する「 コンストラクチャ 」の英語はCで始まりますが、ドイツ語はKで始まります)。基準を超えるという意味で、スキーでは「 K点超え 」という言葉が使われているそうです。

そこで、今回は「 K点 」という言葉の響きのよさと、「 恒志堂プロダクト 」の頭文字を取り、ダブルミーニングで「 KP 」と名付けました。この名前は、ものの2〜3分で決まりました。

■ 言霊を磨く

私は普段から色々なものを見て、触れて、興味を持つようにしています。身近なところに興味を持つと、色々な情報を入手できます。多くの人が、その機会を逃しているように感じます。

例えば、私はスタッフと食事に行くときに、食事に関する質問だけではなく、使われているフォークやお皿に関しても、「 どこで買った 」、「 誰が作ったか 」などを訊くようにしています。そうすることで、お店に思い入れのあるシェフもオーナーも喜んでくれるのです。

あるお店では、そのようにして仲良くなった結果、どんな料理でもレシピを教えてくれるようになりました。スタッフを連れて厨房まで行って、レシピを教えてもらったこともあります。

色々なことに興味関心を示し、言葉にすることでそれくらい一気に相手と近づくことができるという一例です。

高級ホテルのスタッフは、これができていることが多いです。例えば、優秀なホテルマンはお客の持ち物を見て、相手の趣味趣向を見抜きます。ある時、ポルシェとコラボしたリモワ( スーツケース )を持っていたら、「 お客さま、レースが好きなのですか?」と質問されました。そういうところは非常に勉強になります。

そこで少し車の話をして、今度は私から、ホテル共用廊下のクロスを張り替えたことに気付いたので、「 オリンピックを意識して和柄にクロスを変えたのですか?」などと話すのです。

この時は変化に敏感な者同士、話がかみあい、色々な情報を引き出すことができました。そういった機会をコミュニケーションのトレーニングとして繰り返すことで、得られる情報の質も変わってきます。

長くなりましたが、すべての基本は「 相手に興味を持つこと 」です。興味があるから変化に気付けます。変化や進化など興味あることを言語化し、積極的にその言葉を使い、経験や体験を繰り返していくとそれが「 言霊 」となって相手に伝わるようになるのです。

プロフィール

■ 佐藤元春さん

佐藤元春さん

有限会社恒志堂 代表取締役
https://koshido.co.jp

オンラインサロン「佐藤元春共育塾」主宰
https://onsalo.co.jp/salons/12/

super car × cafe Ficata
https://ficata.jp

株式会社スペチアーレ 代表取締役
ヤマダ不動産札幌本店
https://yamada-realestate-sapporo.com

株式会社ロータス 代表取締役
https://lotus-sapporo.com

モデナスポーツカーズ株式会社 代表取締役
https://modenasports.com

◇運営ホテル
手稲ステーションホテル
https://station-hotel.co.jp

VILLA KOSHIDO https://villa-koshido.jp


■ 経歴

□1975年
北海道札幌市生まれ
スーパーカーに憧れる少年時代を過ごす

□1998年
北星学園大学卒業

□1998年
株式会社札幌セミナー(現札幌練成会)入社

□2001年
競売で区分マンションを落札し、不動産投資を始める

□2004年
有限会社恒志堂を設立、取締役に就任

□2005年
株式会社札幌セミナー(現札幌練成会)退社

□2007年
有限会社恒志堂の代表取締役に就任
33才にして人生初のスーパーカーを購入する

□2008年
株式会社モトケンを設立、代表取締役に就任
アパート経営者とガス会社を繋ぐ仲介事業を展開

□2013年
スーパーカー&カフェ・フィカータをオープン

□2016年
投資総額が100億円を超える
サービス付高齢者向け住宅の事業をスタート

□2018年
モデナスポーツカーズをM&A
ホテル事業をスタート

□2020年
オンラインサロン「共育塾」をスタート

□2021年
esports事業へ本格参入
プロチーム結成、2次元キャラクターの制作及び販売、esportsプレイヤーとアーティストのコラボレーション動画制作などを行っている

スーパーカーとレーシングカーを合わせて40台以上を所有

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