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境界確定の測量を実施したら「北九州のヤ○ザか!!」と怒鳴られた話

ぺんたさん_画像 第36話

こんにちは、ぺんたです。私の所有物件の中で境界を確定させず公簿売買したアパートがあります。売買のときに売主のおじいちゃんと一波乱あり、その後も娘さんに泣かれたりしたエピソードは過去のコラム27話でご紹介したのでそちらをご覧ください。

参照:境界確定は重要!29%RC物件で経験した「 接道部分は売らない! 」攻撃と売主の親子ゲンカ

そこを購入して数年。資金的にも余裕が出来たので境界確定を行うことにしました。今回はすんなり済むといいな〜と思っていたのですが、案の定参加者の一人から大声で怒られてしまいました。ふう〜。一筋縄では行きませんね・・・。

■ 境界確定作業の目的

エピソードをご紹介する前に境界確定ってどんなものかを簡単にご紹介します。

うちのアパートのような場合、隣接する土地との境界がどこにあるかはっきりしないので、その境界をはっきりさせるのがそもそもの目的です。作業自体は土地家屋調査士の方に依頼しました。

この方がまず役所に行って図面などを丹念に調査するところから始まります。その上でアパートの敷地を現況測量するなどし、「 ここが境界線だ! 」というラインを割り出します。

その後隣接地の所有者が一同に会して「 立会 」を行います。( ※「 たちあい 」と読んでいたのですが、不動産業界では「 りっかい 」と呼ぶみたいですね )

立会の場で、調査士の方が示した境界ポイントに双方が納得したらその地点が正式な境界点となります。後日もめないように両者が境界点を指さした姿を証拠写真に収めます。

そうして次々に境界点を確定させていき「 立会 」が終了すると、調査士の方が図面や証拠写真を収めた報告書を作成。それに隣接地所有者が全員署名・捺印したら境界が無事確定したことになります。

次に土地家屋調査士は報告書を元に法務局で登記を行い、全ての作業が終了します。

以上のように境界確定とはけっこう手間のかかる作業で、うちのアパートの場合40万ぐらいの費用がかかりました。ほんとは売主のおじいちゃんがやるべき作業をうちが負担してあげた格好です。

■ 「 立会 」で負のオーラをまとった人が・・・

場面はその「 立会 」作業に移ります。

隣接地全ての所有者さんと市役所の方、土地家屋調査士の方が複数人来ていただいたので結構な人数が現場に集まりました。その中に明らかに雰囲気の違う方が一人いらっしゃいます。負のオーラというか、もうすでに怒っているというか・・・( 笑 )

あ、俺はこの人からヤラれることになるな・・・と直感しました。調査士の方の準備作業が終わり、さあこれから境界点を一つひとつ確認していきましょう!というタイミングになってこの方が私に向かって話しかけてきました。

「 あんたがこのアパートのオーナーか? 」

「 はい・・・今日はよろしくお願いします 」

「 北九州の○○ザが妹の土地を盗ろうとしていると聞いて、俺も参加したんじゃ。いいようにはさせんからな!! 」と強烈な先制パンチが命中しました。

「 あ、いえいえ誤解です。決してそんなことは・・・・ 」と弁明しようと試みたのですが、 「 ええから俺の話を最後まで聞け〜!? ※△■Ω… 」とさえぎられ、十数人の前で痛烈に面罵されました。

後からわかったのですが売主のおじいちゃんは既にお亡くなりになられて、ご長男さんがおじいちゃんのかわりに参加されていたようです。

■ お兄さんの完全な勘違いだった

そもそもの話、敷地のこの部分↓が一番問題だったので境界確定をやることにしたのです。



この部分の右側がアパートの敷地で、かつ唯一の接道箇所です。左側が売主の娘さん( 私を怒鳴った方の妹さん )の敷地で、その境界がどこらへんだか誰もわからない状態だったのです。

しかも境界確定を売主のおじいちゃんが頑なに拒否したので、私のほうが折れて下記のような約束をし、それを覚書にしました。

・将来、私が境界確定測量をやります
・それまではお互いにメリットがあるよう、この部分を駐車場として利用しましょう
・娘さんは当然無償で駐車していただいていいですよ
・境界確定をするときにはお互い協力しましょうね

どこにも私が土地を盗るなんて書いてありません( 苦笑 )。売主さんが娘さんにもコピーを渡したとおっしゃっていたので、娘さんもご存じのはずです。ところがそういったことが伝言ゲームを通じて、お兄さんに間違って伝わってしまったようです。

怒られている途中で境界点の確認に呼ばれてその場をいったん離れ、またお兄さんのところに戻り、また離れて撮影し・・・を繰り返しているうちに、だんだんお兄さんも落ち着いて来られました。

どうやら私が外している間、過去の経緯をぜんぶ知っている土地家屋調査士の方がちょいちょい説明してくれていたようです。最後には、「 なんだ…、うちのオヤジがいかんかったんや…(..;) 」 と矛を収めてくれました。

私は怒られ損ですが( 笑 )、妹を必死で守ろうとする優しいお兄さんだったようです(^^ )。ところが、話はここで終わりません。後日ちょっといい話がありました!

■ 「 良かったらこの家を買いませんか? 」

後日、娘さん( 妹さん )から直接電話をいただきました。

「 実はいまの家を売って新築を建てることになりまして・・・。良かったら買われませんか? 」とおっしゃるではありませんか。

仲介業者さんに背景を聞いたところ、他の方に売ることもできるが、禍根を残さないために真っ先に私に声をかけて下さったそうです。なんていい人だろう♪

私にとってはアパートも含めた土地の形が綺麗になるメリットがあるうえ、娘さんの希望価格が手の届く範囲だったので、利回りは低いですが購入させてもらうことになりました。

頑固なおじいちゃんに手こずったアパートで紆余曲折ありましたが、雨降って地固まる・・・となりそうです。良かったよかった(^^ )

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ ぺんたさん



不動産賃貸業
平日は物件のある山口県、週末は家族のいる福岡県在住
家族は妻と二人の息子
ブログ「ぺんたの地方不動産投資日記」

■経歴

□1966年
福岡県北九州市で誕生

□1989年
大阪大学人間科学部卒業
東京の大手電気メーカーに就職

□2000年
3才の長男に発達障害があることがわかり、妻と「この子が20才になるまでにファミリービジネスを作っておこう」と決める

□2005年
義両親の介護のために長年勤めた会社を退社し、福岡へ
退職金で生活しながら、義両親の介護と長男の療育の体制を整える
引っ越しから約半年後に、福岡市内の球団に就職する

□2009年
福岡の球団を辞め、東京に単身赴任
2〜3年のペースで会社を変わりながら不振事業を再生する

□2014年
不動産賃貸業で起業(サラリーマンを卒業)

□2015年
物件のある山口県宇部市と家族の住む福岡の二重生活を始める

■不動産投資の経歴

□2000年
『金持ち父さん・貧乏父さん』を読み、不動産投資に興味を持つ

□2004年
千葉県九十九里に中古アパートを購入するも空室が続き、持ち出し状態に

□2007年
千葉県九十九里のアパートを売却

□2008年〜
福岡の区分マンションを現金で購入
福岡の中古戸建を現金で購入
千葉県山武市の中古戸建を現金で購入

□2012年
福岡市内に2LDK×8戸で1150万円の中古木造アパートを購入(利回り29%)

□2013年
岐阜県恵那市に3DK×16戸で4000万円の中古RCマンションを購入(利回り24%)

□2014年
不動産賃貸業で起業(サラリーマンを卒業)

岐阜県恵那市に3DK×12戸の中古S造マンションを購入(利回り21%)

三重県松阪市に1R×40戸で1億円の中古RCマンションを購入(利回り17%)

□2015年
山口県宇部市に中古S造アパ―トを購入(利回り27%)
平日は宇部市、週末は福岡という二重生活がスタート

□2016年
山口県宇部市で物件を買い進める
恵那市の2棟のマンションと松阪のマンションを売却し、多額のキャピタルゲインを得る

□2017年
10月時点で宇部市内に6棟の物件を購入(利回りは9%〜57%)

所有物件は12棟・138室、満室時の家賃年収は6500万円程
借入れは約3億4000万円(返済比率35%)

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