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原状回復前の物件を入居者自身が費用5万円でDIY 。入居者自らDIYシリーズA「理想にグッと近づく部屋に」

賃貸経営/DIY ニュース

前回、岩崎興業地所のDIY賃貸の取り組みについて紹介した中で、オーダーメード原状回復と入居者DIYの組み合わせについて少し触れた。今回はその入居者当人に話を聞いてみた。転職を機に、昨秋から横浜市鶴見区の賃貸マンションに住み始めた光来出(みつくで)安奈さんは、同社・岩崎専務に「こんな風にしたい、と送られてきた図面を見て、『これなら次の入居者も決まるだろう』と確信した」と言わしめたセンスの持ち主。

原状回復前の物件にもひるまず、「賃貸物件で本格的なDIYができる機会はめったにないと思って、楽しんで取り組みました」と振り返る。

■原状回復前の物件に「ときめいた」!?
「ヴィンテージ感があるラフなテイストの物件に住んでみたかった」という光来出さん。勤務先が綱島ということで、近隣物件を探していたところ、岩崎興業地所のリノベーション物件にたどり着いたという。

しかし「正直がんばらないと難しい」家賃だったため、無理のない家賃クラスで一般的な物件を何件か紹介してもらったが、「住みたい」と思える物件ではなかったという。

岩崎さんもそれに気づき、今の物件を“おそるおそる”紹介した。その理由は、「原状回復前だったので壁紙もはがれたまま、床も汚くて、土足で入るような状況だったから」。普通、そんな物件にOK出す人間はまずいないだろう。

ところが彼女は、見た瞬間からかなり“食いつき気味”だったらしい。

「名古屋で住んでいた賃貸物件も釘なら打ってもいいという築古物件だったので、古い物件に拒否感はありませんでした。それにお客様の物件の仕事はしたことはありましたが、自分が住む家、それも賃貸でDIYしてもいいなんてまたとないチャンスだなって」と笑う。

早速、岩崎さんはなじみの工務店を呼び寄せ、内見がそのまま現調に。彼女も採寸しながらイメージを膨らませていき、帰宅後すぐに図面を引き、岩崎さんに送ったという。

光来出さんが作成したイメージと図面。使用する備品リストも添えられている
光来出さんが作成したイメージと図面。使用する備品リストも添えられている
光来出安奈さん
光来出安奈さん

■DIY費用自体は5万円
光来出さんが手がけたDIYは、柱・幅木の塗装と塗り壁作業、洗面台下のタイル張り。床は表面がかなり擦れていて「不動産業者なら即張り替えする」(岩崎さん)状態だったが、「逆にパケットフロア的な感じがいいので、そのまま使おうと考えました」と話す。

夏に内見し、8月中に打ち合わせと設備工事、9月中旬から2週間で一気に塗装作業を進めた。1Kだった部屋は、光来出さんの提案に沿いながら、居間・キッチン間の壁と押入れを撤去しワンルームに変更し、押入れだった場所には新たに収納スペース付きのベッドを造作した。

とはいえDIYは初心者だったため、工務店の担当者と打ち合わせをしながら、DIYのイロハを教えてもらい、また使う道具もレンタルさせてもらったという。

「直接話ができたので相談もしやすく、また電気・水道工事のスケジューリングもスムーズにできてよかった」と話す。また引っ越す前の住まいが名古屋ということで、名古屋−駒岡間を往復しながらの短期間での作業となったため、「友人に声を掛けて、週末作業時には手伝ってもらって、何とか入居前に塗り終わりました」

費用は、電気・水道工事はオーナー持ち、光来出さんの負担はペンキ代・タイル代などで5〜6万円程度に収まったという。

DIY前の部屋
▲DIY前の部屋▼

写真4

DIY後の部屋(全景)
DIY後の部屋(全景)
壁は間仕切りを兼ねた棚に変更。傾斜があり使いにくかった押入れは撤去し収納スペース付ベッドに変更
壁は間仕切りを兼ねた棚に変更。傾斜があり使いにくかった押入れは撤去し収納スペース付ベッドに変更
玄関靴箱上も青く塗装。靴箱扉は裏返しただけ。天板と右側の造作棚との色合いが合っているため違和感なし
玄関靴箱上も青く塗装。靴箱扉は裏返しただけ。天板と右側の造作棚との色合いが合っているため違和感なし

■こだわりの洗面台が部屋のアクセントに

一番こだわったのは、部屋側に独立して設置した洗面台だ。もともと同物件にはバス・トイレ・洗面台の3点ユニットが設置済み。しかし「毎朝の身支度に加え、洗濯物を手洗いする頻度が高かったので、大きな洗面台が欲しかった」ということで、DIY可能と聞いて真っ先に思い付いた構想だったとのこと。

その要望に、当初岩崎さんは半信半疑だったそうだが、イメージ図をみて「かなりアイ・キャッチャーとなるアイデア」と納得したという。キッチンスペースとして壁があったころは、きっと冷蔵庫が置かれていただろう場所に設置された洗面台。実際に見ると、丸みのあるデザインの鏡と黒のタイルが、最初からこういう間取りだったかと思うほど、部屋の雰囲気に溶け込んでいた。

もともと光来出さんは、建築関係会社にインテリアコーディネーターとして勤めていたため、図面を引くことができる。また名古屋在住時代から、「いつか使いたい」と、ランプや鏡などを少しずつ買いためたり、洗面台下部壁面に使ったキューブ状タイルについても仕事柄知識があったことも、イメージを具現化できた要因だろう。

“絵”になる洗面台
“絵”になる洗面台
洗面台横は洗濯機、冷蔵庫は傾斜がある壁側にうまく収まった
洗面台横は洗濯機、冷蔵庫は傾斜がある壁側にうまく収まった
「配管周りのタイル処理が結構難しかった」と話す光来出さん
「配管周りのタイル処理が結構難しかった」と話す光来出さん

■住みながら手を加えられる楽しさ

入居して半年が経ち、駒岡での生活にもだいぶ慣れたという光来出さん。キッチンなどの棚も少しずつ追加し、「住み心地はとてもいい」と満足げだ。

今後のDIY計画としては、「ベッド下収納内に収納棚を取り付け、内部収納の入り口に作業カウンターを設置したい」とのこと。「大学でテキスタイルを学んでいたので、時間があればシルクスクリーンをやりたいと思っています」。間仕切りやカーテンも自作したら、さらに雰囲気のある部屋に仕上がりそうだ。

健美家編集部(協力:玉城麻子)

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