不動産投資の対象となる物件には、様々なタイプがある。新築にするか中古にするか。マンションにするかアパートにするか。マンションならば一棟で所有するか、区分で地域を分散して複数戸を持つか。
集合住宅ではなく戸建て住宅を買い進める投資家もいる。投資エリアも都心部や都心部に近いところにするか、郊外の利回りの高い場所にするかなど選択肢は幅広い。
個々の投資家の物件選択は、自己の投資ステージや投資方針に違いはあるものの、安定したキャッシュフローの確保を目指すという点は皆同じである。
そしてその「安定したキャッシュフロー」を確保できるかは、入居者の属性に大きく左右される。つまり、例えば都心部の高級賃貸であれば高給取りのサラリーマンや外資系企業の社員が借り上げて家賃滞納のリスクが少ないが、一方で低廉な賃料のマンションやアパートには、学生や社会人の若年単身者や高齢者、生活保護者といった層が入居するため滞納が発生し易く、想定したキャッシュフローが確保できない場合がある。
「入居者の質はクレームの質とイコールだと実感し
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