新型コロナウィルスで世界の経済活動が停滞する中、金融市場では不安定な動きが続く。不動産事業だけではなく、各個人の家計にも影響が及んでいる人が多いのではないだろうか。
漠然とした不安が募るこういう時にこそ、改めてライフプランを見直しておきたいものである。ライフプランとは、マネープランである。不動産事業を行う前であれば、まずは基本のライフプランを立てる。
もしくは、事業を行っている最中であれば、現時点から将来の内容を見直す、ということが今後のお金全般に対する不安を減少させる道なのである。
・3つの表で現状から将来までの資産を分析
ライフプランを立てる為には、3つの表が必要となる。1つ目は、現在の資産と負債のバランスをみるためのバランスシートだ。資産から負債を差し引いた、純資産を把握することができる。
2つ目は、自分や家族の年齢ごとに予定を書き込み、将来の支出をイメージしたものを一覧表にしたライフイベント表だ。3つ目は、ライフイベント表にもとづいて、将来的な収支状況や貯蓄残高を予想し、現在から将来までの収支の変化を見ることができるキャッシュフロー表である。
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