前回までの「これから不動産投資を始めようとする人のための経営戦略入門」の1回目では、経営戦略についての考え方の概略を、2回目では経営戦略の第一歩となる「経営理念」、「経営ビジョン」について解説した。
今回は、「経営理念」や「経営ビジョン」を策定した後の手順である内部環境分析および外部環境分析について説明する。
三太郎:紺先生、先日は有難うございました。先日のお話の中で、私の経営ビジョンとなる「Fireの実現」のためには約2億5,000万円の物件を購入し、2,000万円程度の家賃収入を得る必要があることを理解しました。
次は、どのような事を考えれば良いでしょうか。
紺:三太郎さん、こちらこそ先日は有難うございました。
約2,000万円の家賃収入を得るためにはきちんと戦略を立てて不動産投資を進めていく必要があります。
そこで次にSWOT分析といわれる内部環境分析と外部環境分析を実施していきましょう。
三太郎:SWOT分析ですか。何だか格好良いですが何でしょうか、それは。
紺:SWOTは強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Oppo
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執筆:
(あきもと よしのぶ)