「いつかは星野」の言葉が生まれた高級旅館「星のや」や温泉旅館「界」を全国展開する「星野リゾート」だが、それだけではない。
以前に発祥の地である軽井沢の開発や別荘地仲介・管理も手がけるというのを記事にしたが、今回は星野リゾートによる都市観光ホテル「OMO(おも)」がその都市に与える新たなインパクトに注目してみたい。
星野リゾートのOMOシリーズには、現在、2018年から営業する「OMO7旭川」と「OMO5東京大塚」がある。
さらに2020年6月11日開業予定に「0MO3 東京川崎」、そして少し先だが2022年4月には「OMO7大阪新今宮」も開業が予定されている。
いずれもビジネスユースのある立地に立つが、そこに観光客も見込んでのサービスとスタイルのホテルを展開していくというヒントはどこから来たのだろう?
星野リゾートのマーケティング部でOMOを担当する阿部裕氏は
「星野リゾートでは、ビジネスホテル業界の調査を行った際に、温泉エリアの集客は減少しているのに、集客が伸びているビジネスホテルの宿泊客を分析すると約6割がプライベート利用で泊まっているということが分かったのです。そこで、都市観光ホテルとして、
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